ちょっと重たい話ー体罰ー

 

 

 

昔、目の前で友人が先生に殴られた
事が今でもたまに思い出し
辛い気持ちになってしまう話と、
人は何かしら見えない心の傷を
抱えて生きてるんだろうなと思った話。

 

 

 

 

今回はちょっと重たい話なので

苦手な方はスルーしてください🙇‍♀️

 

 

 

ネットでたまたま体罰の記事を目にし、

中学生の頃に経験したある出来事を

思い出してしまいました。

 

 

私の通っていた中学はあまり

THE!昭和のヤンキーみたいなのは

いなくて、田舎だったし真面目な生徒

が多い地味な学校でした。

 

 

ですが、同じクラスにモリ田という

ちょっと悪びれた女子がいたんです。

背が高くて、ショートでボーイッシュ、

セーラー服は完全に規格外の上は短く

スカートは足首までの長さ。

いつも1人でいて、クールで色白で

華奢な子でした。

 

 

まぁ、わかりやすく反抗心むき出し

の”私グレてます”スタイル。

そりゃあ目立っちゃいます。

 

 

そんな彼女と私はある時を境に

ちょっと仲良くなったんです。

 

 

家庭科の授業でパジャマを作る

ことがあったんですが、

めちゃくちゃ不器用な私は毎回先生から

ダメ出しで、授業内に予定の工程を

終わらせられず居残りだったんです。

 

 

そしてまた彼女も授業さぼるから

追いつかず呼び出し的なやつだったと

思うんですが、いつも2人で一緒に居残り。

 

 

 

 

 

そんな仲間意識もあり、

私はモリ田と仲良くなり

家庭科以外でも喋るようになりました。

彼女は不真面目そうに見えるけど

しっかりた子だなって印象でした。

 

 

 

だけど、ある数学の授業のこと

 

 

要因は忘れたけど、

モリ田が黒板の前で先生に対して

睨みつけたり、悪態ついてしまい、

カッとなった先生がモリ田を

殴ってしまったんです。

 

 

私は1番前の席だったので、

全てを目の当たりにしてしまいました。

ずっと心の中で

 

 

”そんな態度とっちゃダメだよ!!

お願いだから一旦謝って!!”

 

 

とずっとハラハラしてましたが、

スローモーションのように

彼女はぶっ飛び、床に倒れました。

ものすごい音でした。

口が切れたのか血が流れ、

顔半分下がみるみる腫れあがりました。

 

 

 

静まり返った教室…

私は血を流すモリ田を目の前で見て

あまりのショックで呆然としてました。

 

 

口を手で押さえる彼女が一瞬チラッと

私も見たのに気付いたんです。

でも私は目をそらしたままでした。

 

 

そしてモリ田はガラっ!と入口扉を開けて

教室の外にゆっくり歩いて出て行きました。

 

 

先生は止める事も追う事もせず、

放心状態で殴った手を押さえていました。

傷みを感じ、やってしまったことを

悔いているように見えました。

 

 

それ以来、モリ田はしばらく学校に

来ませんでした。

 

 

こんなにその事件の詳細は覚えているのに

その後彼女がどうなったかは曖昧なんですよね。

 

 

今なら、もう全国ニュース並みの大問題です。

どんな理由があれ、暴力は絶対に許される

ことではないです。

 

 

卒業後は確かモリ田は東京へ行ったと

聞きました。

先生はその後どうなったかは覚えてません。

その先生も特別嫌な先生ではなかったんです。

だからなお辛い・・・

 

 

ただ、私が地元を離れだいぶたった頃

世の中が体罰を問題視するようになって

当時女子生徒を怪我させたとして

だいぶ前のことなのに、地元でニュースに

なったと聞きました。

 

 

昭和時代、確かに学校や部活で体罰

とかあったし、根性論も普通だったし、

不良の喧嘩も多かったです。

 

 

彼女は平気な素振りで教室を

出て行きましたが、

その恐怖心を想像すると計り知れません。

 

 

一度でも問題を暴力で解決しようと

された経験があると、トラウマとなって

深い心の傷を負ってしまうと思います。

普段は記憶に蓋をしていても

それが大人になっても何かのきっかけで

思い出されてしまい苦しむことも。

 

 

私でさえ、当時の記憶を思い出すと

モリ田の腫れあがった顔が鮮明に浮かび

辛くなります。

 

 

当時、誰も見たことを口にせず、

暗黙で喋ってはいけないことだと

感じとっていたように思います。

ある意味、直接体罰を受けてない

私達も被害者なのかもしれません。

 

 

モリ田は今どうしているかな・・・

一緒に裁縫頑張った楽しい思い出も

忘れてないよ、と言いたいです。

 

 

 

さて、トラウマといえば、

野球のアニメ「忘却バッテリー」7話では、

野球部員の藤堂が、自分はイップスだと

告白します。

 

 

イップスとは、主にスポーツで使われる

言葉で、心理的な要因などで、

今まで出来ていたことが出来なくなってしまう

症状のことだそうです。

 

 

治る保証なんてないし、

一生治らないかもしれない症状は

しんどいだろうなと思います。

 

 

仲間の支えや中学の先輩との再会で

いろんな思いが込み上げて涙する藤堂

に、つられて私も涙😭

 

 

このアニメ、ちょっとおまぬけシーン

(忘却した要圭が鬼滅の善逸並みにうるさい😅)

が多くて、何度も見るの諦めかけたけど

最後は感動するからつい見ちゃう。

7・8話はとても感動する回でした。

 

 

みんな表で見ただけではわからない

心の傷も抱えて生きてるんだろうなと

あらためて思ったのでした。

 

 

最後に昨日の推し活!

コーラを4本買ってMrsのポーチをゲット!

今度ピザ🍕宅配した時みんなで飲もう。

何入れようかな~♬

 

 

 

最後までお読みいただき

ありがとうございました(❁´◡`❁)