お風呂で大泣きした18の夜

 

 

 

TARAKOさん最後の声優、
そして大好きなIkuraちゃんが声優
として出演したアニメ映画を観た話と
初めての一人暮らしで大泣きした話。

 

 

 

 

映画「デッドデッドデーモンズ

デデデデデストラクション」

通称”デデデデ”の前章を観てきました。

 

 

 

 

3月9日、TARAKOさん訃報をニュースで

知った時、翌週公開映画にも出演と言って

たので、まさかこの作品だったとは知らず

驚きました。

 

 

 

漫画が原作のこの映画。

予告を映画館で見て、あのちゃんと

YOASOBIの幾田りら(ikura)が声優を

勤め、2人が主題歌も歌うと知り

絶対見ようと思っていました。

 

 

でも、なんとなくこのアニメはクセが

ありそうな予感がしたので

ついていくために今回は映画を見る前に

予習してから見ようと慌て原作読んで行きました。

(なかなか時間がなくてたった3巻まで💦)

 

 

漫画はリンが持ってるというので

先月帰省した時にわざわざ

持ってきてくれました(↑)

 

 

正直映画館行くまでは、

まぁムビチケあるしな~行かなきゃな~

なテンションでしたが・・・

想像以上に面白かったです!!

 

 

漫画読んだのある意味3巻までで

良かったかもです。

映画館で「え?!」と衝撃だったから。

 

 

 

2人が暮らす東京の上空に、突然宇宙から

襲来した巨大な宇宙母艦が空に浮かび、

ずっと上空にいるんです。(時々偵察機がくる)

 

 

そんな中、超個性的な女子高生

小山門出(幾田りら)中川凰蘭(あの)

と友人達がわちゃわちゃした毎日を

送ってるという不思議な日常。

 

 

政府や自衛隊?も対応しますが、

侵略者の目的は?

過去の出来事の伏線は?

2人はこれからどう動くの?

人類は本当に終わるの?

特に後半からこの独特な世界観に

引き込まれました。

 

 

とにかくikuraちゃんとあのちゃんが

2人のキャラクターの魅力にドンピシャ

な声だと思いました。

スクリーンで聞く主題歌も最高。

早く続きが見たいです

(後章5月24日公開)

 

 

 

映画の最後に、TARAKOさんへの

追悼のコメントが流れました。

 

 

TARAKOさんは、おそらく声優として最後の

映画出演ということになるのでしょうか。

ちびまる子ちゃんをりぼんで読んでいた

世代なので本当に残念です。

 

 

ちびまる子ちゃんの漫画で好きな

エピソードはたくさんありますが、

今でも思い出しただけでも泣けるのが、

漫画3巻の番外編みたいに載っていた

”ももこのほのぼの劇場”の中の

「ひとりになった日」

 

 

 

大人になったまる子が就職で東京へ行き

初めて1人暮らしをするというお話。

 

 

漫画が実家にあるので細かくは覚えて

ないんですが、まる子のお母さんが

引っ越しの手伝いで一緒にきてて、

もう明日帰ろうかねって言う母にまる子が

「入社式終わるまで帰らないで!」

って言うんです。

 

 

 

すっごくわかる。

母が帰るのはわかってるんだけど、

心の準備がなかなかなかなかできない…

 

 

そして最後にお母さんを東京駅まで

送って行くんですが、もう帰りなさいと

言われるのにまだ一緒にいたくて、

つい涙が溢れちゃう。

それを見てお母さんもまた泣いちゃう。

 

そして今記事を書いてる私もまた泣く😭

 

 

で、また家に1人帰ってからも

入社式に行ってる間に作ったであろう

きんぴらごぼうとかがあるんです。

服にアイロンがかかっていたり。

 

 

そんな母の痕跡を見たら

もう泣くしかないでしょう。

 

 

私も全く同じ経験があるのです。

初めての一人暮らし。

 

 

一緒に手伝いに来た母を駅まで見送り、

誰も居ない部屋へ帰り風呂でも入るかと

浴槽につかった瞬間、

嗚咽するほど泣いたあの日。

忘れることはありません。

 

 

 

 

ちなみにリン(娘)が旅立つ時は

カブ父さんの車に乗って行ったので

うちの玄関でのお別れとなりました。

 

 

見送った後、娘の朝の身支度道具一式が

なくなり、ガラ~ンとした洗面所を見て

出て行ったんだとそこで初めて

静かに泣きました。

 

 

 

来年、息子の時はどうなるかな。

 

泣いたりはしないかなと思ってるけど、

でも、もう下に残る子は居ないので

やっぱり寂しさは押し寄せるだろうな。

 

 

この映画を見て、平和な日常とは何ぞや?

突然それが奪われたら私達は

どうなってしまうのか・・

 

 

カチンとくることも日々あるけど

旅立つその日まで一日一日を

大切に過ごそうと思います。