劇場アニメーション「犬王」を観て、
帰ってから”あること”をしたら、
動かないはずのものが動き・・・
古川日出男の小説
「平家物語 犬王の巻」をアニメ化。
監督 湯浅政明 脚本 野木明子
音楽 大友良英
室町時代が舞台で、壇ノ浦の海底に沈んだ
平家の遺品(三種の神器)を探す少年友魚
(後琵琶法師)と、
能楽師の家にちょっと異様な姿で生まれ、
いつもひょうたんのお面を付けてる犬王
が出会い・・・
やっと観てきました。いろいろ斬新。
始まってまず驚いたのは、映像のなんと
表現していいかわからない美しさ。
ドローンで撮影したようなカメラワークで
当時の風景や人や暮らしが視覚に飛び込んで
きて面白い!
前半はかなりこの時代に引き込まれました。
後半はロックなライブシーンが若干長く
感じてしまう場面もありましたが💦
音楽で平家の魂を鎮めるための重要な部分と
なっているのでエンターテイメントだと思って
観れば楽しめます。
ただストーリーを理解するために歌詞がかなり
重要なので、聞き逃さぬよう集中して聞きました。
歌詞は字幕つけて欲しかったな💦
(映像に見入ってしまうと歌詞が入ってこない)
アニメ「平家物語」を見ておいてよかったです。
(原作は同じ古川日出男)
やっぱり時代背景とか実在の人物を知っていた方が
より入りやすいと思います。
犬王の声のアヴちゃんというアーティストも
今回初めて知りました。
ロックバンド女王蜂のヴォーカルだそうで、
素晴らしい歌唱力でした!
ライブもさぞ盛り上がるんでしょうね~
あと平家の呪いが解けた犬王がお面を
いよいよ取る時、ドキドキで期待が高まり
すぎていたのでちょっと思ってたのと・・
違った😅
(ビジュアル系ではあったけども!)
入場者特典は冊子「犬王のお伽草子」
素敵な書き下ろしだな~と思って、
帰ってから写真にと撮ろうとスマホを向けると、
つい間違って最初は動画ボタンをタッチ
してしまってんです。
そしたら
「ん??」
主人公、友魚の少年時代の顔に違和感。
何か喋ってる!!(((φ(◎ロ◎;)φ)))
動画を載せられないので説明すると、
右上の子の唇がずっとプルプル動いて
何かこちらを見て喋っているように見えたんです!
え?え?・・と固まってただただ不気味で
何でか意味が理解できなくて、頭がパニック。
「こ、これは平家の呪い!?」
いや、本当にそう思いました。
動画をすぐリン(娘)に送って
動揺してたら珍しくすぐ返信が。
娘 「その動画、何のアプリ使った?」
モル 「あ、アプリ?そういえばこれSNOWだ!」
娘 「あ~多分何かのフィルターがかかってるせいで
顔を認識して美化しようと赤い唇に反応して
プルプル動いて見えるんじゃない?」
なるほど!それだ!
良かった~呪いじゃなった😭
犬王も呪いが関係するのでなおさら
怖かったです。
ほんっとーーーーーーにビックリしました!
ということで、
「犬王」、家に帰ってからが大騒ぎでした。
そして今気づいたのですが、
これはロックの日(6月9日)に観るべき
アニメだったなと。
私が観たのは次の日10日、惜しかった😅
平家物語、まだまだ知りたくなりましたね。
今度宮島へ改めて行ってみたいなと思いました⛩️