中学校の時に経験した臨海学校。
内容がけっこうすごくって、今考えたら
とても無理だな、と思った話。
夏休みになってから海や川の事故が
後を絶ちません。
本当に悲しく残念なことです。
水の事故のニュースを見ると
思い出すことがあります。
あ💦誰かが事故にあったとかでは
ないので暗い話ではありません。
昔はそんなのがあったのね～くらいに
読んでいただけるといいかなと思います。
今から約・・３８年くらい前。
中学２年の夏、私が通っていた学校では
臨海学校というものがありました。
ちなみに林間学校もありました。
名前の通り海で行う研修みたいなもので
メインイベントは遠泳をすることです。
なかなかのスポ根行事。
臨海学校まで、学校の２５ｍプールを
ぐるぐる何週も回って泳ぎ、遠泳のため
の平泳ぎを練習しました。
そして直前で泳ぎのテストがあり、
当日泳げる距離によってコース分けを
します。
泳ぎが苦手な子は砂浜でチャプチャプコース。
そして初級、中級、上級と別れます。
上級になると、岸からかなり離れた沖に
浮いているブイまで列をなして泳ぎ、
Uターンして帰ってくるのですが、
先生がボートの上からメガホンで
檄を飛ばし、なかなかのスパルタ。
当時、私は運動部に入っていて、
スピードを競うクロールは苦手でしたが、
平泳ぎ遠泳は得意だったので、上級コース
でワイワイ喋る余裕もありながら、
楽しく泳いでいました。
１ｋｍくらい泳いでそろそろ疲れたな～と
思った頃、事件は起こりました。
誰かが
「キャー！！○○○！！」
と叫んだのです。
サメ！と言ったのか、何かいる！と
言ったのかそこは忘れてしまったん
ですが、とにかくパニックになり、
一瞬で凍り付くような恐怖に襲われました。
足を引っ張られたらどうしよう、
ジョーズだったらどうしよう、と。
あの恐怖のジョーズの姿も確認できず
海中で自分を狙っているかもしれない！
という恐怖は言葉では表せません。
とにかく何かにガブリ！と噛まれたくないので
足を引っ込めたい衝動で両足フル稼働。
遠泳中は、教師がボートに乗って伴走して
いたので、その近辺で泳いでいた生徒たちが
必死の泳ぎでそのボートに群がり、
もう今でいうところのカオス状態。
先生も転覆しそうな船の上で
かなり焦っていたのか、
「船につかまるな！」とかちょっとどうかと
思う鬼みたいな事言ってたな・・。
今考えても、あのパニック状態だと、
溺れたり、怪我したり、大惨事になって
いてもおかしくなかったと思います。
あれ以来海は怖くなり、
ちょっとでも深いところへ行くと
足を何かに引っ張られるような
気持ちになってしまいます。
泳ぐことは好きなので、学生の時も
何度か海に泳ぎに行きましたが、
急に足が冷たくなるゾーンに入ると
（急に深くなる場所）速攻で引き返して
いました。
あの日、なんとかヘトヘトになりつつも
無事に陸へ上がった時、カナツ”チの友人が
波打ち際で楽しそうに遊んでいるのを見て
何とも言えない気持ちになったのを
覚えています。
あんなに大勢の生徒を数人の素人教師が
監視するなんて今じゃ考えられないこと
だと思います。
無事に帰還できて本当によかったです。
もちろん、ゴールまで泳げた達成感や
やりきったという成功体験は貴重なもので
やる意味はあったとは思ってます。
今でも遠泳やる学校はあるのかな。
息子の中学校でも、島へ宿泊する合宿は
ありましたが、泳ぎではなくカッター訓練
とかでした。
カッターとは大型の手漕ぎボートで、
たくさん生徒が乗り息を合わせて
オールを漕ぎます。
これもとても良い経験です。
あの、海でグッタリだった日、
夜のお楽しみ、肝試し大会もまた
怖かったので、本当に恐怖の臨海学校
となった思い出話でした。
今朝、早い時間に起きたら、
窓の外がすごく赤かたので何？！と
思って外へ出たら、夕焼けのように空が
赤くなっていました。
本当に幻想的で美しい朝焼けでした。
こんなに赤いのは初めてです。
でも本当に５分くらいで消えました。
もしかして台風が関係してるのかな？
その台風、まさかのこの時期に
西にも東にもやってきて、お盆に近いし
進路地域にお住まいの方は今後の予定に
影響ありそうですね😣
私も今週末帰省するため、
次のブログは帰ってきてから
更新します(^o^)/
変わらずお仕事の方も、
帰省や旅行の方も無事故で、
良いお盆をお過ごしください🍉
